キジしろ文庫

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谷川流「涼宮ハルヒの憤慨」

あらまし

 涼宮ハルヒが暇を持て余してたらそれこそ天地が逆になる騒ぎだろうが、むやみに目を輝かせてるのも困った状況ではある。それというのも生徒会長なるお方が、生徒会はSOS団の存在自体を認めないなどと言い出しやがったからで、意外な強敵の出現にやおら腕章を付け替えたハルヒ“編集長”の号令一下、俺たちSOS団の面々はなぜか文集の原稿執筆などという苦行の真っ最中なわけだ。天上天下唯我独占「涼宮ハルヒ」シリーズ第8弾。(文庫本(角川スニーカー文庫)裏表紙より)

 よみおえて、おもうこと

 雑感・私見レビュー:星1

 スッキリせず、モヤモヤ感のあった「動揺」や「陰謀」に比べ、今回「憤慨」は、真正面からとらえたハルヒと、とりまく非日常とが対比し、シンプルかつストレート。それだけに、自分の人生の主人公を謳歌しているさまは、実に魅力的に映る。(2019.11)

 では、また!