米澤穂信「ボトルネック」
あらまし
亡くなった恋人を追悼するため東尋坊を訪れていたぼくは、何かに誘われるように断崖から墜落した…はずだった。ところが気がつくと見慣れた金沢の街にいる。不可解な思いで自宅へ戻ったぼくを迎えたのは、見知らぬ「姉」。もしやここでは、ぼくは「生まれなかった」人間なのか。世界のすべてと折り合えず、自分に対して臆病。そんな「若さ」の影を描き切る、青春ミステリの金字塔。 (文庫本裏表紙より)
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よみおえて、おもうこと
雑感・私見レビュー:★星1
「ねたみのかいぶつ」
大なり小なりみんな通る道。思い上がりやすがりつくような甘ったるい子供時代の幼さから、自己形成の目覚めや、気づきがうまくできるといいけどね。病む・きれる・ゆがむ、薬で逃避などそれずに。(2019.12)