キジしろ文庫

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渡航「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。5」

あらまし

 長いようで短い夏休みも、もうすぐ終わり。小町といつもの日々を過ごす八幡の家に、結衣が訪れる。さらには戸塚からの誘い、クラスメイトからの頼み事…。そして花火大会で偶然再会したのは、雪乃の姉・陽乃だった!群れない、期待しない、押してダメなら諦めろ―。人間関係において間違った悟りの境地に達し、孤高を貫く“ぼっちの達人”八幡のスルースキルをもってしても、見過ごせない、やり過ごせない事実が雪乃、結衣、八幡の3人の関係を少しずつ変えていく。間違い続ける青春模様、ターニングポイントの第5弾。(文庫本裏表紙より)

 よみおえて、おもうこと

 雑感・私見レビュー:星1

《以下、ネタバレを含みます。ご注意ください。》

 第5巻では、由比ヶ浜結衣が犬のサブレを預かってもらったお礼に、比企谷八幡を花火大会に誘い、接近していきます。また、そこでは、姉の雪ノ下陽乃(言葉にウラがある)と再会し、雪ノ下家の複雑な姉妹・家庭事情を伺います。ここで、結衣の雪ノ下雪乃を知ろうとする気持ちに心動かされた八幡は、雪乃は憧れとして期待をしていることを自覚しますが、2学期早々の再会で不安定化し自責に駆られ、ボッチをさらに深めてしまいます。(2020.07)

 では、また!