キジしろ文庫

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梅の子黄ばむ

 無念無想!

 先だって、久しくなかった近親の方のお葬式に行ってきました。コロナ下火のなかでの田舎のお葬式でした。どうなることやらと思ってましたが、お通夜、告別式の参列や焼香、読経などの式次第は、ほぼコロナ前と変わりませんでした。ただし、

・通夜振舞いは、お弁当の配布にて代替して、なし。

・精進落しは、繰り上げ。パーティション・4人テーブル・個別の仕出し弁当。献杯はしたものの、従前あったようなお酒つぎや大声や笑いはなく、粛々と飲食した後は退出。待合室にて、三々五々過ごす。

 など、簡略化してました。また、会話の中では、コロナだけではなく、今後は以前とは違い、親戚や兄妹も減っていくので、必然、小さなお葬式になっていく、などありました。

 さて、仏式の真言宗でしたので、故人は、導師から戒律を授けられ、戒名を得て、仏弟子となって、読経のなかで迷いなく仏様の世界に導かれました(これを引導という)。そして、こちらは、ご冥福をお祈りしました。なお、このような非日常に接してみると、俗塵にまみれた心が洗い清められた気分にもなりました。

(2022.06)

CM 

 最後までおつきあい頂きましてありがとうございました。

では、また!