キジしろ文庫

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個人向け機密文書の溶解処理

 煩悩を断つ苦行のシュレッダー作業

 家の片づけや整理をしてみると、個人情報などが入った機密書類を、段ボール1箱程度ためこんでいました。そこで、家にある電動シュレッダーで処分を始めました。

 しかし、シュレッダーモーターが過熱防止のため数分で作動停止してしまい、いっこうに作業が進みません。また、裁断ゴミを捨てるのにホコリまみれになってしまい、数分間の作業に行き場のない空しさを覚えはじめ、徐々に精神の限界に近づくようになりました。

 ポイントは、サクッと利用できて安心安価なこと

 そこで、信頼できそうな廃棄処分業者さんへ頼もうと方向転換し、個人向けの機密書類のシュレッダーや溶解処理を探しました。

 ところが、信頼や実績のありそうな、有名なヤマト運裕や佐川急便、大塚商会、さらに出張裁断サービスなどは、法人や個人事業主を対象にしており、個人は利用不可です(たとえ利用できても、煩わしいアカウント登録と実際に処理できるまでの時間もかかるなど手間もかかります)。また、持ち込み処理も見つけましたが、地域が限られ、いちいち運搬は面倒です。

 闇夜の提灯

 このような意外な難題にぶつかり、ほとほと困ったところで、なんとか探し当てたのが「㈱ワラケンの機密書類処分サービス」でした。

 ワラケンさんは、もともと廃棄文書処理や文書保管サービス、近年はトランクルームを手掛けており、産廃許可は2020年に取得しています。とくに、ゆうパックセキュリティー便を利用した「セキュリティーパック21」は既に15年を経過し実績も重ねています。さらに、申込時の手間や時間もかからず、費用もまずまずです(溶解証明書の発行や個人情報漏洩賠償責任保険もあるようです)。なので、さっそくお願いすることにしました。

 なお、日本郵便さんの、都内限定の個人向け書類溶解サービスもありますが、試行中でもあり、まだ初めて日も浅そうなので、今回は見送りです。

 実感は、とてもラク

 実際にやってみると、予想以上に手軽で、片付けもサッサとはかどりました。しかも、シュレッダー作業後のゴミ出し、あるいは梱包廃棄書類を持ち込みするなど、片付けに伴う余計な手間が生じることがありません。そして、家の中での、しかも詰め込み作業だけですむので、あのシュレッダーの苦行は、何だったのかと思えるほど、とてもラクでした。

 今回、思いもかけず満足できましたので(漏洩事故がなければ)、次回の利用はもちろんよいのですが、その前にこまめな廃棄処理をするのが先だと思いました。

 実録

①(依頼)まず、WEB上で、住所氏名、支払いのクレジットカードなどを入力・送信しました。プランは、初めての利用、事故防止、手持ち段ボールなしのため、セキュリティーパック21としました(約4,000円(税込み))。

②(箱詰)5日後(日時指定のため)、ゆうパックで梱包用品が送られてきました。

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 さっそく、段ボールを組立て、機密書類を詰め込み、重量制限25kgがあるので、体重計で17kgを確認しました。そして封をして、ゆうパックの送り状(書き込み済み)などを張り付けました。

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③(発送)6日後、ゆうパック専用フリーダイヤルへTELして集荷してもらいました。

④(到着)7日後、ワラケンさんから到着メールを受領しました。2-3週間後に溶解証明書が郵送されるとのことでした。(2021.11)

(追伸)たしかに、3週間後に「溶解証明書」が送られてきました。お隣の静岡県富士市にて溶解処理されていました。

CM 

 最後までおつきあい頂きましてありがとうございました。

では、また!