キジしろ文庫

ミステリーや文芸小説、啓発書などの感想やレビュー、エンタメや暮らしの体験と発見をおすすめ・紹介!

SF・ホラー・ファンタジー-アーシュラ・K・ル・グィン

アーシュラ・K・ル・グィン「さいはての島へ ゲド戦記3」

あらまし ゲドのもとに、ある国の王子が知らせをもってきた。魔法の力が衰え、人々は無気力になり、死の訪れを待っているようだという。いったい何者のしわざか。ゲドと王子は敵を求めて旅立つが、その正体はわからない。ゲドは覚悟を決める。中学以上。(文…

アーシュラ・K・ル・グィン「こわれた腕環 ゲド戦記2」

あらまし ゲドが<影>と戦ってから数年後、アースシーの世界では、島々の間に争いが絶えない。ゲドは、平和をもたらす力をもつエレス・アクベの腕環を求めて、アチュアンの墓所へおもむき、暗黒の地下迷宮を守る大巫女の少女アルハと出会う。中学以上。(文…

アーシュラ・K・ル・グィン「風の十二方位」

あらまし 銀河のかなたのフォーマルハウト第二惑星で、セムリは<海の眼>と呼ばれる首飾りを夫ダハールに贈ろうとするが・・・第一長篇『ロカノンの世界』序章となった「セムリの首飾り」をはじめ<ゲド戦記>と同じく魔法の支配する多島世界を舞台とした「解…

アーシュラ・K・ル・グィン「影との戦い ゲド戦記1」

あらまし アースシーのゴント島に生まれた少年ゲドは、自分に並はずれた力がそなわっているのを知り、真の魔法を学ぶためロークの学院に入る。進歩は早かった。得意になったゲドは、禁じられた魔法で、自らの“影”を呼び出してしまう。(文庫本裏表紙より) /…

アーシュラ・K・ル・グィン「闇の左手」

あらまし 遥かなる過去に放棄された人類の植民地、雪と氷に閉ざされた惑星ゲセン。<冬>と呼ばれているこの惑星では、人類の末裔が全銀河に類をみない特異な両性具有の社会を形成してた。この星と外交関係をひらくべくやってきた人類の同盟エクーメンの使節…

アーシュラ・K・ル・グィン「所有せざる人々」

あらまし 恒星タウ・セティをめぐる二重惑星アナレスとウラス―ウラスが長い歴史を誇り、生命にあふれた豊かな世界なら、アナレスは二世紀たらず前に植民されたばかりの荒涼とした惑星である。オドー主義者と称する政治亡命者たちがウラスを離れ、アナレスを…